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アキレス腱周囲炎?痛みの原因と治療をまとめました!

time 2016/02/21

アキレス腱周囲炎?痛みの原因と治療をまとめました!

この記事ではアキレス腱周囲炎について書いていきます。

アキレス腱周囲炎とは?

スポーツなど、運動をする人に多く見られます。

アキレス腱がどうなっているのか?

アキレス腱にかかる物理ストレスの反復によって小さな断裂・ケガや瘢痕ができ脆くなります。

アキレス腱の炎症がアキレス腱周りのパラテノン(腱鞘間の滑液組織)にも炎症が広がり慢性的な炎症を起こす。

炎症が慢性的に起こると組織は強くなろうと分厚くなり癒着しやすくなります。
アキレス腱周囲炎の場合、腱鞘と腱が癒着することで更に摩擦が増して炎症を繰り返しやすくなります。
パラテノンとは、腱を覆う薄い膜状のもので物理ストレスから守って動きを良くしています。
厳密には、アキレス腱には腱鞘はありませんが、パラテノンが腱鞘の役割をしてくれています。

アキレス腱周囲炎になりやすい人は

  • ランナーのように走ることが多い人
  • ジャンプをするスポーツを趣味とする人

などなど、下腿三頭筋(ふくらはぎ)の筋肉をよく使う人に多いんですが
中年以降の年代で、ウォーキングやジョギング等を習慣的に行っている人も多くなっています。

中年以降は年齢によって腱が変性することで癒着が進んでいることが原因とされています。

ほかにも、

  • 体の柔軟性がない人
  • 日頃、運動しないのに急に運動をし始める
  • 足の変形(回内足・扁平足)
  • 合わない靴を履いて運動をする

なども、アキレス腱周囲炎になる原因とされています。

回内足や扁平足などの足の変形は足の筋力低下が原因とされています。

アキレス腱周囲炎は、どんな症状が出るの?

  • アキレス腱が腫れる
  • アキレス腱の周りが痛みが出る(押さえても痛い)
  • アキレス腱の周りが熱を持つ

酷くなると、

  1. 足首を動かすだけでも痛くなる(特に、つま先を上げる動作が痛い)
  2. アキレス腱の痛みで歩くことができない。
まれに、アキレス腱周囲炎の人は足首を動かすと、
アキレス腱の周りにある滑液包が軋むような摩擦音を感じる人もいます。

アキレス腱周囲炎は病院でどんな検査をするの?

  • レントゲン検査
  • 超音波検査

などの検査をしますが、
多くの場合、問診・視診・触診で診断名をいわれることがあります。

どのような問診・視診・触診があるのか?

  • スポーツはする?(どんな競技で、頻度は?)
  • アキレス腱の周りが腫れているか?
  • アキレス腱を押すと痛みがあるか?
  • アキレス腱の周りが熱っぽくないか?

を、先生は見て聞いてきます。

アキレス腱周囲炎と似た症状との鑑別

レントゲン検査や超音波検査は
アキレス腱周囲炎との区別をつけるために行われます。
その似た症状ですが

  1. 腓腹筋の部分断裂
  2. アキレス腱の骨棘形成
  3. 滑液包炎

この3つがアキレス腱周囲炎に似た症状が出てきます。

腓腹筋が部分断裂をしているか?

超音波検査が有効といわれています。

腓腹筋の部分断裂の大きさにもよりますが、
断裂した所が凹んでいるのを触ってわかります。

小さい断裂の場合、超音波検査で確認することができます。

アキレス腱の骨棘形成か、どうかはレントゲン検査が有効です。
骨棘とは、骨の一部が変形をしてトゲのように尖った状態です

骨棘はカルシウムが沈着して出来るのでレントゲン検査をすると
確認することができます。

アキレス腱周囲炎でも、アキレス腱に小さい断裂が修復される際に
骨化(カルシウムが沈着)するとレントゲンで確認できることもあるようです。

アキレス腱周囲炎の治療はどんな事をするの?

アキレス腱周囲炎の治療は大きく2種類の方法があります。

  1. 手術治療
  2. 手術しない保存療法

治りにくい場合やアキレス腱周囲の癒着が
ひどい場合は手術適応になることがありますが
多くの場合、保存療法になります。

アキレス腱周囲炎の保存療法は

炎症が起こっているアキレス腱周囲のストレスを減らすことを目的とした処置が多いです。

  1. スポーツなど運動を減らしたり、中止。
  2. 消炎鎮痛剤などの薬物療法。
  3. 炎症を抑えるためにステロイド注射。
  4. 足底板などの装具療法。

症状の改善が見られない場合、
手術治療も視野に入れる事があります。

基本的に、保存療法で改善することが多いのも
アキレス腱周囲炎の特徴でもあります。

アキレス腱周囲炎のまとめ

アキレス腱周囲炎の原因の多くは、
下腿三頭筋の筋疲労からアキレス腱の小さい断裂が起こり
瘢痕や変性になりアキレス腱の癒着が痛みを作っている。

症状はアキレス腱の周りの組織が炎症を起こしているので
痛み・腫れ・患部が熱を持つ(熱感)が出る。

酷くなると、足首の運動・歩くと痛みがある。など
日常生活での支障も出てくる。

病院での診断は、問診・視診・触診がメインになり
他の似た症状と鑑別するために、レントゲン検査や超音波検査をすることもある。

アキレス腱周囲炎の治療は保存療法が多くなり、
治りにくい場合は手術治療になることもある。

保存療法は、安静にすることが優先され、
消炎鎮痛剤やステロイド注射などの処置がある。

保存治療で改善することが多いので
しっかり治るまで無理はしないようにしましょう!

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