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大内転筋(だいないてんきん)について考える!

time 2016/02/16

大内転筋(だいないてんきん)について考える!

この記事では大内転筋(だいないてんきん)について詳しく書いていきます。

大内転筋って、どこ?

大内転筋は、股関節内転筋のうち1番大きな筋肉です。

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大内転筋は確認しにくい。
前方から長内転筋と薄筋。後方からは半膜様筋が覆うので
一部しか確認しにくいが太さが約6㎝の大きな筋腹がある。

大内転筋の起始と停止は?

大内転筋の起始は、坐骨下枝の前面。坐骨結節の下面。
大内転筋の停止は、粗面の内側。粗面中部。内側上顆線。内転筋結節。

坐骨下枝から始まり、大腿骨に向かって扇状に走行している

大内転筋の筋連結は

大内転筋の筋連結は、外側広筋。内側広筋。中間広筋。長内転筋。薄筋。短内転筋。小内転筋。大腿方形筋。大腿二頭筋の短頭半腱様筋半膜様筋腓腹筋と筋連結していると記載されている書籍もある。

大内転筋の触り方

患者役をA。触る人をB。として説明します。

  1. Aは仰向けになり、股関節を内旋位に維持する。
  2. Bは触りたい大内転筋の反対側に立つ。
  3. 内転筋結節を触り、そこに停止する大内転筋の腱を確認する。
    内転筋結節は大腿骨内側顆の近位端にある隆起。
    大腿骨の内側顆の近位縁で指を前後に動かすと、中央部で頭側に突出した小さな隆起
  4. 大内転筋の腱と坐骨結節の方向にたどり大内転筋の筋腹を確認する

大内転筋の働きと神経支配

大内転筋の作用は、股関節の内転。
大内転筋の神経支配は、閉鎖神経(L3〜4)。

さらに、大内転筋を考えてみた!

大内転筋は特徴的な形状をしています。
大内転筋の筋繊維は3種類あります。

  1. 恥骨のもっとも内側から始まる筋繊維(上方線維)は大腿骨のもっとも近位に付着します。
  2. 1の外側から始まる筋繊維(中間線維)は粗面に付着する。
  3. 恥骨の1番外側から始まる筋繊維(下方線維)は大腿骨粗線の下位に付着している。
    下方線維のことを第三内転筋とも呼ばれています。
    この第三内転筋は完全な紡錘の筋肉です。

なぜ、大内転筋はこんな捻れた形状をしているのか?

股関節が外転したさいに、
大内転筋の筋力を損なわずに股関節の動きをスムーズに出来るといわれています。

ある書籍には、大内転筋は人体で3番目に筋力が強いといわれています。

実際に、大内転筋はどんな時に活躍しているのか?

日常生活で大内転筋は

  • 階段の上り
  • 膝を閉じる(立つ時、座っている時)
  • バイクなどのニーグリップ
  • 平泳ぎでのキック
1番、重要な日常生活での大内転筋の働きは
歩行時に骨盤を安定させることです

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