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月状骨について考える!

time 2016/04/05

月状骨について考える!

この記事では月状骨について詳しく書いていきます。

月状骨(げつじょうこつ)とは

近位手根骨の1つです。

  1. 橈側では舟状骨と関節し
  2. 尺側では三角骨と関節し
  3. 近位では橈骨と関節し、
  4. 遠位では有頭骨と有鉤骨と関節を構成します。

月状骨は手根骨の骨折は舟状骨に続いて2番目に多く
他にも脱臼など損傷しやすい。

月状骨の触り方

橈骨遠位端部(背側)にあるリスター結節の遠位にあります。
患者役をA、触る人をBとして説明します。

  1. Bの母指でAのリスター結節の遠位を触る
  2. Aに手関節を伸展・屈曲してもらう
  3. 月状骨と有頭骨の関節が動くのを確認できます。
    特に、手関節底屈時にわかりやすいです。
月状骨と有頭骨と第3中手骨は一直線になっています。

月状骨の病気とケガ

月状骨は損傷することが多いので紹介していきます。
この記事では、

  • 月状骨周囲脱臼
  • 月状骨脱臼
  • 月状骨軟化症(キーンベック病)

この3つを紹介していきます。

月状骨周囲脱臼とは

手関節が背屈を強制された時に、
月状骨はそのままの位置で周りの手根骨が背屈に脱臼した状態。

月状骨周囲脱臼の合併症

力の加わり方によっては、他の骨折も併発します。
一例を上げると、

  • 橈骨茎状突起骨折
  • 舟状骨骨折
  • 有頭骨骨折
  • 三角骨骨折
  • 尺骨茎状突起骨折

橈骨茎状突起骨折と舟状骨骨折を併発することが多い。

月状骨周囲脱臼は見落としが多い骨折なので
反対側(健側)とのレントゲン検査の比較が必要になります。

月状骨脱臼とは

月状骨周囲脱臼と同じく、手関節を背屈を強制された時に
月状骨の掌側脱臼している状態です。

先ほど紹介した月状骨周囲脱臼よりもヒドイ状態なので
最終型と考えられています。

背屈の強制によって、一度背側に脱臼した月状骨周囲の手根骨(有頭骨)が
掌側靭帯で繋がっている月状骨を背側から押し出し掌側に月状骨を脱臼させます。
この時に、他の手根骨は元の位置に戻ります。

月状骨脱臼の合併症

月状骨が掌側に移動するので手根管を圧迫して手根管症候群になりやすくなる。

月状骨軟化症(キーンベック病)とは

月状骨の血液障害から起こる月状骨の無性壊死です。
手を酷使する職業の人に多く、ulnar minus varianceの人がなりやすい。

ulnar minus varianceとは
手関節で尺骨端が橈骨端よりも相対的に短い状態の事をいいます。

キーンベック病の症状は

月状骨に限局した痛みと腫れ、手関節の可動域が悪くなります。

キーンベック病の検査は

初期(第1期)の場合、レントゲン検査では分からないことがあります。
周辺手根骨まで関節症変化がわかる第4期まで分類されています。

最近は、MRI検査をすれば初期の段階で発見出来ます。

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