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舟状骨について考える!骨折についても多く書いちゃいました…。

time 2016/04/04

舟状骨について考える!骨折についても多く書いちゃいました…。

この記事では手の舟状骨(しゅうじょうこつ)について詳しく書いていきます。

舟状骨とは

手根骨の1つで、月状骨・三角骨・豆状骨と4つの短骨で近位手根骨を形成しています。
近位手根骨のうち、1番大きい骨が舟状骨です。

  • 内側で月状骨と関節し
  • 近位では橈骨と関節し
  • 遠位では有頭骨と大菱形骨・小菱形骨と関節する。
舟状骨は骨折の多い骨であり、血液の循環の関係で完全に固定しないと治癒しにくい場所です。

舟状骨に付く筋肉

短母指外転筋が舟状骨から起始しています。

舟状骨骨折について

手根骨の骨折で最も頻度が多く骨折部分によって

  • 結節部骨折
  • 遠位1/3部骨折
  • 中部1/3部骨折(腰部骨折とも言います)
  • 近位1/3部骨折 に分かれます。

1番多いと言われているのが、中部1/3部骨折です。

どういった時に舟状骨の骨折が起こるのか?

転倒して手をついくことが1番多いです。
年齢的には、青年期・壮年期に多い。

同じように転倒し手をついても

  • 小児の場合、橈骨遠位端骨端線離開になりやすい。
  • 老人の場合、橈骨遠位端骨折になりやすい。

もし、手を着いてから痛みが出た場合は
まず舟状骨骨折を疑いましょう!

舟状骨骨折の特徴

舟状骨骨折は、手首の捻挫と思って適切な処置がされないことがあります。
理由は、

  • (そこまで)腫れないこと。
  • レントゲン検査をしても骨折線が見えないことがある
特に、近位1/3部骨折は症状が軽いです。
痛めてすぐは、レントゲン検査で骨折線が分からないことがありますが、
2〜3週間経って、再度レントゲン検査をすると骨吸収が発生しているので骨折線がわかります。

舟状骨骨折はどのように変形する?

横骨折と言って真横に骨折線が入り、背側凸の変形になる。

  • 骨折部の転位がない場合や離開の少ないものは安定型といわれる。
  • 骨折部の転位がある場合は、不安定型と言われます。

舟状骨骨折の見分け方

先程も書いたように舟状骨骨折は手首の捻挫と似た症状で
処置が遅れることがあるので、鑑別法を書いていきます。

  • 手首にあるsnuff box部(解剖学的かぎ煙草入れ)、舟状骨結節部に圧痛(押すと痛い)がある。snuff-box
  • snuff box部を中心に腫れがある
  • 手関節背屈(バイバイのように手首を上に上げる)で痛みが強くなる
    手関節橈屈(チョップするように親指を内側に動かす)で痛みが強くなる
  • 第1・2中手骨から力を手首側に加えると痛みが強くなる
  • 握手をすると患部の痛みが強くなる
普通の手関節捻挫では、snuff boxに痛みが出にくいので
もし、snuff box部に押して痛みがあればレントゲン検査で骨折線が見えなくても骨折と考えて処置をしてくれる整形外科に行きましょう!

舟状骨骨折の適切な処置が出来ていないと…。

日常生活での支障は少ないと言われていますが、
腕立て伏せが出来なくなると困りますよね?

見逃しやすい骨折なので、この記事を参考にして整形外科に行きましょう!

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