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化膿性脊椎炎とは?原因と治療法

time 2016/03/02

化膿性脊椎炎とは?原因と治療法

この記事では化膿性脊椎炎について詳しく書いていきます。

化膿性脊椎炎(かのうせいせきついえん)とは、どんな病気?

体内に入った細菌が血液の中を通って背骨で膿んだ状態です。
年齢は若い人よりも中年の人に多いと言われています。

免疫力の低下している高齢者にも近年増えているようです。
免疫力を下がる原因は、肝機能低下・糖尿病などがあります。

化膿性脊椎炎が多い場所

背骨の中でも胸椎と腰椎に多く、首の骨は稀です。

化膿性脊椎炎になる原因

細菌が血液に入る経路ですが、

  • 膀胱炎など泌尿器疾患
  • 婦人科疾患
  • 胆のう炎などの胆道系疾患

医原性ともいわれる、背骨の手術や椎間板造影など検査で化膿性脊椎炎になることもあります

化膿性脊椎炎の化膿させる菌は?

皮膚表面や腸内細菌でもある常在菌である黄色ブドウ球菌がもっとも原因菌になります。
本来、皮膚表面などにあるだけでは毒性はほとんどありませんが
無菌状態の体内、背骨などに菌が入ると増殖して毒性が増します。

黄色ブドウ球菌以外にもカビの1つの真菌が原因菌になることがあります。

化膿性脊椎炎の症状

初期は感染部(腰・背中)の激痛・高熱が出ます。
徐々に症状は落ち着いていきます。

感染部を叩く、などの刺激を与えると痛みが強くなります

化膿性脊椎炎も腰痛が主な主訴になりやすいですが
筋肉などが原因の腰痛と違って、安静にしていても痛みがマシになりにくいのが特徴です。

さらに、悪化すると背骨が変形したり膿が溜まって脊髄を圧迫するようになる。
この状態まで来ると脊髄麻痺の症状が現れます。

脊髄麻痺の症状とは
両足のしびれ・運動麻痺が出ます。

そうなる前に、しっかり対処しましょう。

化膿性脊椎炎と似た症状を出る病気

脊椎カリエス、脊髄周辺にできた腫瘍なども似た症状が出ます。

化膿性脊椎炎の診断は?

大きく画像検査と血液検査の2種類あります。

化膿性脊椎炎に必要な画像検査

  1. 単純レントゲン検査
  2. MRI検査
  3. PET

化膿性脊椎炎は、単純レントゲン検査で背骨の変形が見られます。
悪化していく程、変形は顕著に見られます。

初期の場合、単純レントゲン検査で見つけられないことがありますが
MRI検査で感染初期の状態でも化膿した膿が見つけることが出来ます。

「怪しいなぁ・・・。」と思ったらレントゲン検査だけでなく、MRI検査も受けましょう。

悪化して膿が脊髄を圧迫していてもMRI検査で鮮明にわかります。

がん検査の1つのPETも化膿性脊椎炎の診断ができます
陽電子放射断層撮影ともいいますが、最近がん検査として認知され始めましたが
化膿性脊椎炎の診断も可能です。

化膿性脊椎炎に必要な血液検査

菌の種類に関係なく、炎症反応があるときには

  • 白血球数が増える
  • CRP(C反応性タンパク)が上昇

この2つの数値が上昇します。

細菌の種類を調べるために化膿している所から組織を取る【生検(バイオプシー)】を行うこともあります。

化膿性脊椎炎の治療法

炎症反応を抑える事と、悪化させない事が重要になります。

炎症反応を抑えるために適切な抗生物質を投与します。

抗生物質の投与は約2~3週間の点滴、その後2〜3カ月は内服続けて菌の増殖を止めます。

悪化させないために安静にする。
(ギプスで体幹を固定などで動かさないようにします)

場合によっては、化膿した膿を掻きだすこともあります。

白血球の働きや殺菌力を高めるために高気圧酸素治療も化膿性脊椎炎の治療として行われます。
専用の機械の中で通常の倍以上の圧力で高濃度の酸素呼吸する治療です。

それでも効果が見られない時や
化膿して出来た膿が神経を圧迫して運動麻痺が出ている場合は手術の適応になります。

【まとめ】化膿性脊椎炎について

私の知っている化膿性脊椎炎について書いてきましたが

『もっと、こんな事が知りたい!』

『〇〇について教えて!』

など、気になることがあれば
下のコメントするに書き込んでください!

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